シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(33)は、先月はじめから負傷により戦線離脱。今月10日にはFC東京所属のカタールW杯日本代表DF長友佑都(36)との再会をファンに報告して話題を呼ぶ中、ここにきて復帰しないままSTVVを退団する可能性が浮上している。26日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が報じた。
香川真司は今年1月にSTVVへ加入すると、経験豊富なベテランとしてチームをけん引。昨季後半戦は大半のリーグ戦で途中出場だったが、STVVは同選手がデビューしてから6勝2分と無敗で昨シーズンのリーグ戦を終えていた。
そして今季は日本代表でチームメイトだったFW岡崎慎司(36)と共闘。ここまでリーグ戦12試合の出場で2ゴールを挙げていたが、慢性的な痛みを抱えていた足の手術を行うために先月2日からチームを離れている。
そんな香川真司についてSTVVのベルント・ホラーバッハ監督は「香川真司がチームに戻ってくるかどうかは分からない。完全に回復するまで時間をかけるようにと彼には伝えている」
「彼のサッカー選手としてのクオリティに疑いの余地はない。そのクオリティを発揮できるようにトップフォームに戻るチャンスを与えたいし、彼があまりに早く(練習を)再開するのを防がないといけない」と語っている。
すると『Het Belang van Limburg』は指揮官のコメントをうけて「香川真司がSTVVでプレーする姿を再び見ることはできるのだろうか?足の怪我を治すために11月から日本へ帰国したが、ホラーバッハ監督でさえ、彼が戻ってくるかどうか分からない」
「香川真司とSTVVの契約期間は来年6月までだ」と報道。同選手が今季中に復帰することなく、契約満了により今季限りで退団する可能性があると主張した。
なおSTVVは今月21日のベルギー国内カップ戦で、強豪クラブ・ブルッヘ相手に4-1と快勝。リーグ戦では17試合を終えて11位につけている。
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