明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪は、韓国1部・FCソウルから元U23韓国代表GKヤン・ハンビン(31)の獲得を決めたようだ。25日、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が伝えている。
ヤン・ハンビンの去就については、韓国紙『中央日報』が今月19日に同選手に近い関係者の話として「セレッソ大阪と交渉しているのは事実だが、まだ明確な結論は出ていない。韓国国内クラブのほかに(国外の)複数クラブと議論を進めているところだ」と伝えていた。
また韓国メディア『Xスポーツ』は23日、韓国国内の移籍市場に詳しい関係者の話として「FCソウルの正守護神であるヤン・ハンビンは、Jリーグ移籍を試みている」
「FCソウルは韓国2部・富川FC所属GKチェ・チョロンとの契約手続きを加速させている。(ヤン・ハンビンにかわる)正守護神として獲得する見通しだ」と、FCソウルがヤン・ハンビンの後釜確保へ動いている現状をリポートしていた。
すると『スポーツ朝鮮』は「ヤン・ハンビンは今季終了後に契約満了によりフリーエージェント(FA)となり、セレッソ大阪へ移籍する。チェ・チョロンがFCソウル移籍を決断した」と、FCソウルがチェ・チョロンの獲得を確実にしたこともあわせて伝えている。
またFCソウルの補強戦略について、複数選手が兵役により退団することをうけてシリア代表MFホサム・アイエシュ(27)を獲得を確実にしたほか、外国人ストライカーの獲得を目指していると報道。一方で横浜FCからレンタル移籍しているMF小川慶治朗(30)の去就には触れていない。
なお身長195cmで右利きのヤン・ハンビンは、2014シーズンからFCソウルでプレー。2017シーズン途中から正守護神として活躍しており、今季もリーグ戦や下位6クラブにより残留プレーオフでほぼ全試合に先発出場。35試合の出場で44失点、9度のクリーンシート達成という成績でシーズンを終えていた。
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