ブラジル1部昇格クラブのヴァスコ・ダ・ガマは16日、明治安田生命J1リーグ・柏レイソルからブラジル人FWペドロ・ハウル（26）を完全移籍により獲得したと公式発表している。
ペドロ・ハウルは今年1月にゴイアスへ加入すると、今季ブラジル1部リーグほぼ全試合で先発出場して19ゴールをマーク。リーグ得点ランキング2位でシーズンを終えるなどキャリア最高の成績を残し、先月にゴイアスをレンタル期間満了により退団していた。
柏レイソルにはコリンチャンスをはじめブラジル国内の複数クラブから同選手獲得のオファーが届いた模様。し烈な争奪戦が展開される中、今月11日になってヴァスコ・ダ・ガマへの完全移籍がほぼ確実とブラジル国内メディアが一斉に報道。15日までに選手本人がヴァスコ・ダ・ガマのメディカルチェックを通過したと報じられると、翌日になってヴァスコ・ダ・ガマへの完全移籍が正式決定。本人はすでに新天地でのトレーニングに参加しているという。
またブラジルメディア『グローボ』の報道によると、ヴァスコ・ダ・ガマは柏レイソルに対して移籍金200万ドル（約2億7000万円）を支払うほか、選手サイドとは2025シーズン終了後までの3年契約締結で合意に達したとのことだ。
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