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川崎・谷口彰悟カタール移籍に反対意見噴出!スペイン戦金星で「欧州行け」

谷口彰悟 写真:Getty Images

 日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)は2日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ最終戦・スペイン戦でフル出場。W杯優勝候補相手の金星に大きく貢献した。そんな谷口彰悟はカタール1部アル・ラーヤン電撃移籍の可能性が報じられているだけに、スペイン戦後には中東移籍への反対意見が沸き起こっている。

 谷口彰悟はスペイン戦でDF板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)やDF吉田麻也(シャルケ)とともに3バックの一角で先発出場。前半は吉田麻也や板倉滉らとのマークの受け渡しで問題を抱えていたが、徐々にスペイン代表の攻撃に対応する。

 すると日本代表は後半キックオフからわずか6分間で、MF堂安律(SCフライブルク)とMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)のゴールにより逆転。終盤にはDF冨安健洋(アーセナル)やMF遠藤航(VfBシュツットガルト)の投入により守備ブロックを固め、逃げ切りに成功。谷口彰悟の活躍もあり、スペイン代表相手に2-1と勝利した。

 一方で同選手の去就については、今季終了後にもカタール1部アル・ラーヤンへ移籍することがほぼ確実とスペイン戦キックオフ直前に一部メディアが報じていた。

 谷口彰悟のパフォーマンスには「W杯初出場なのに落ち着いていた」、「鼻骨骨折しているのに凄い!」、「穴らしい穴がない」と称賛のコメントが殺到。ただスペイン戦金星をうけて、カタール移籍報道に対しては「カタール移籍って嘘だよね?」、「スペイン戦見たら中東移籍だともったいない」、「移籍するなら欧州じゃないと」といった否定的な声が上がっている。

 なお谷口彰悟は2015年6月の国際親善試合・イラク戦で日本代表デビューも、しばらく招集外に。昨年6月のカタールW杯アジア2次予選で代表復帰を果たすと、最終予選では10試合中3試合に出場。先月17日の強化試合・カナダ戦でフル出場すると、スペイン戦でW杯デビューを飾っていた。