Jリーグ ベガルタ仙台

ポルティモネンセが交渉上手?元浦和エヴェルトン・仙台移籍の詳細明らかに

エヴェルトン 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグは15日、ポルトガル1部ポルティモネンセからブラジル人MFエヴェルトン(29)をレンタル移籍により獲得したと公式発表。ポルトガル紙『ア・ボーラ』が契約内容の詳細を報じている。

 エヴェルトンは2019シーズンから2年間にわたり浦和レッズに在籍。浦和レッズ退団後はポルトからのレンタル移籍という形でポルティモネンセでプレーしていたが、2020/21シーズン終了後にポルトとの契約を解除。ポルティモネンセと新たに複数年契約を結んでいた。

 ただ昨季はポルトガル1部リーグで11試合の先発出場に終わっていた。そして今季もここまで13試合中6試合のスタメン出場とレギュラー定着には至らず、ベガルタ仙台へのレンタル移籍により再びJリーグでプレーすることが決まっている。

 『ア・ボーラ』の報道によると、エヴェルトンはレンタル移籍決定前にポルティモネンセと2026年6月まで契約延長したとのこと。レンタル期間は来年12月までであり、ベガルタ仙台はポルティモネンセに対してレンタル料として100万ユーロ(約1億4400万円)を支払うという。

 またポルトガルメディア『SIC Noticias』のジャーナリストは自身のツイッターアカウントを通じて、今回のレンタル契約に買い取りオプションが付いていると述べた。

 なおエヴェルトンはベガルタ仙台への加入をうけて「はじめまして、エヴェルトンと申します。このたびはベガルタファミリーの一員になれたこと、大変光栄に感じています。ベガルタ仙台を日ごろより全力で支えていただいているファン、サポーターのみなさまにとって、クラブの存在は希望の光だと思います」

 「私はみなさまのために常に情熱のあるサッカーを表現します。クラブ一丸となり、努力し続け、勇気を持って戦い、多くのよろこびを届けられるよう全身全霊でがんばります。2023シーズンを共に戦い、J2優勝を達成しましょう」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。