
明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪所属のブラジル人FWレアンドロ・ペレイラ(31)は、今季限りで契約満了により退団する可能性があるようだ。27日、ブラジルメディア『Torcedores』が報じている。
同選手は松本山雅やサンフレッチェ広島をへて、2020シーズン終了後に松本山雅からの完全移籍によりガンバ大阪へ加入。昨季はハムストリングスの負傷もありJ1リーグ24試合の出場で5ゴールに終わると、今季もリーグ戦わずか10試合の先発出場で4ゴールと不振。6月下旬から1カ月間にわたりベンチ外となるなど、厳しい立場に置かれていた。
そんなペレイラは『Torcedores』のYouTubeチャンネル『TV Torcedores』に出演。自身の去就について聞かれると「新しい可能性や自分の将来にオープンだね。ガンバ大阪との契約は今年12月までだけど、まだクラブとは話をしていないね」
「彼ら(ガンバ大阪の幹部)はいつもリーグ戦が終わるのを待ってから契約更新について話をするんだ」と、クラブ側との契約延長交渉が進んでいない現状を明かしている。
また他クラブからのオファーについては「ブラジルや他の国からの関心はあるけど、具体的な話はまだ何もない。他国から(のオファー)は、移籍ウィンドウが開くまで待つしかない。でも、もうすぐ何かいいことが起こると信じているよ」とコメント。移籍交渉自体は進んでいないものの、日本国外クラブへ移籍する可能性があることを認めた。
ガンバ大阪はJ1リーグ残り2試合の時点でJ2自動降格圏の17位に低迷。J1残留圏内の15位アビスパ福岡とわずか1ポイント差である中、29日に最下位ジュビロ磐田との直接対決に臨む。J2降格の可能性があるだけに、ペレイラの去就がクラブの今季成績に左右される可能性も考えられる。
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