Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌ルーカス・フェルナンデスが去就発言「代理人には…」契約内容公表も

ルーカス・フェルナンデス 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌所属のブラジル人MFルーカス・フェルナンデス(28)が、自身の去就やクラブとの契約内容について語った。26日、ブラジルメディア『Esporte News Mundo』が同選手の言葉を伝えている。

 ルーカス・フェルナンデスは2019年、ブラジル1部フルミネンセから北海道コンサドーレ札幌へレンタル移籍。来日1年目から公式戦40試合に出場すると、完全移籍へ移行。翌2020シーズン以降もサイドを主戦場に活躍しており、今季も足首の負傷による離脱がありながらもJ1リーグ24試合で先発出場している。

 そんなルーカス・フェルナンデスは母国メディアのインタビューに対応。今季の北海道コンサドーレ札幌の戦いぶりについて聞かれると「重要な試合、特にホームゲームで勝つことに苦労したね。なかなか勝ち点を獲得できず、上位から遠ざかってしまった。今は、頭を高く上げてシーズンを締めくくるためにも、頑張り続ける時なんだ」と、リーグ戦残り2試合への意気込みを語っている。

 また来季以降の去就については「北海道コンサドーレ札幌との契約は2024年までだ。僕はいつも今のことについて考えているし、(将来のことについて)期待しすぎないようにしているね」

 「僕自身落ち着いていて、幸せだ。(去就については)自分にとって何がベストなのか理解している代理人にすべて任せているよ」とコメント。北海道コンサドーレ札幌と複数年契約を結んでいることを明かした上で、自ら去就決定には深く関与しない姿勢を覗かせた。

 なおルーカス・フェルナンデスは今月1日のJ1リーグ第31節・川崎フロンターレ戦で1ゴール2アシストをマーク。劇的勝利に大きく貢献すると、12日の第27節・浦和レッズ戦でも先制ゴールをあげるなどシーズン終盤になって調子を上げている。