エバートンに所属するイングランド人FWアンソニー・ゴードン(21)が、今夏の移籍市場を振り返った。『ESPN』が伝えた。
エバートン下部組織出身のゴードンは、両足を遜色なく使えるドリブル能力の高さやチャンスメイク能力の高さが売りのサイドアタッカー。昨季はプレミアリーグ35試合に出場して4ゴール2アシストの数字を残すと、今季はここまでリーグ戦7試合に出場して2ゴールを記録している。
そんなゴードンに対して、チェルシーが移籍金4000万ポンド(約65億4000万円)のオファーを提示したと報じられているが、エバートン側がこれを拒否。そのなかで、ゴードンは今夏の去就について「個人的にその金額に見合う選手だとは思わないけど、自分を低評価しているつもりはない。自分がコントロールできることしかできないので、そのことにはあまりこだわっていない」と語り、エバートン残留を望んでいたと述べている。
「(自分が6000万ポンド(約91億1000万円)の選手だと)思った瞬間に道は1つしかないと思う。謙虚でいる必要があるし、今や明日のことについて考えて、あまり先のことは考えないようにしないといけない。それがサッカーの一部なんだ。うまくいっている時は、常にそういった憶測が飛び交うもの。でもエバートンは良い場所だから、残留しなければいけなかったからと言って、悲観するような場所ではない。エバートンから出たいと思ったことは1度もない。絶対にそうじゃなかったんだ」
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