柏レイソルやベガルタ仙台でプレーした過去をもつブラジル人FWハモン・ロペス(33)は、先月下旬にサウジアラビア1部アル・フェイハFCを退団。フリーとなっていたが、引き続き中東クラブでプレーするようだ。15日、UAE紙『アル・イテハド』が報じている。
ハモン・ロペスは2014年6月、ウクライナ1部ヴォリン・ルーツィクからベガルタ仙台へ完全移籍。2019シーズン終了後までJリーグの舞台でプレーし、ベガルタ仙台と柏レイソルに在籍していた。
そして2020年1月にベガルタ仙台を契約満了により退団し、UAE1部ホール・ファカンに加入。昨年7月にはアル・フェイハFCへ移籍すると、2021/22シーズン序盤から前線1トップの位置でレギュラーに定着。リーグ戦30試合中20試合に先発出場して6ゴール1アシストをあげたほか、サウジアラビア国内カップの決勝でもゴールをマーク。チームを見事カップ戦優勝へと導いていた。
そんなハモン・ロペスは先月23日、サウジアラビア1部リーグ開幕3日前にしてアル・フェイハFCを退団。去就に注目が集まっていたが、ホール・ファカンへの復帰にむけて現地入りしたとのこと。メディカルチェックを通過次第、正式に契約を結ぶという。
なおUAE1部リーグでは、元鹿島アントラーズ所属選手のFWカイオ(28)やボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(32)、ウクライナ代表MFアンドリー・ヤルモレンコ(32)などがプレーしている。来月1日のホール・ファカン対アル・シャールジャでは、ハモン・ロペスとカイオによる元Jリーガー対決が実現するかもしれない。
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