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ソシエダ久保建英とELで直接対決も!横浜FC退団ヴィゼウが東欧移籍

フェルペ・ヴィゼウ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグの横浜FCをレンタル期間満了により退団したブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(25)が30日、セリエA(イタリア1部)ウディネーゼを退団。モルドバ1部シェリフ・ティラスポリへの加入が正式決定している。

 ヴィゼウはウディネーゼで構想外となると、昨年7月に横浜FCへレンタル移籍。2021シーズンにJ1リーグで13試合に出場していた。そして今季もJ2リーグ開幕から7試合つづけてプレーしていたが、4月23日の第11節・栃木SC戦以降は全試合でメンバー外に。6月末をもってレンタル期間満了により、横浜FCを退団していた。

 そんなヴィゼウの去就については先月以降、セリエB(イタリア2部)チッタデッラやブラジル国内複数クラブからの関心が伝えられていた。

 また選手本人は今月3日、ブラジルメディア『グローボ』のインタビューで「ブラジルのクラブからいくつかのオファーが届いているよ。とても興味深いし、内容を評価している」と発言。『グローボ』は同選手とウディネーゼの契約内容について「他クラブからのオファーがあった場合の退団条項が盛り込まれている」と伝えていた。

 するとウディネーゼは30日になって、ヴィゼウとの契約解除を公式発表。同時にシェリフ・ティラスポリが同選手の獲得を発表しているが、契約期間については明らかにしていない。

 シェリフ・ティラスポリは1997年のクラブ創設以来、モルドバ1部リーグを20度制している強豪。2015/16シーズンから昨季にかけて国内リーグ7連覇を成し遂げているほか、昨年9月29日にはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージでレアル・マドリードを下して話題を呼んでいた。

 そんなシェリフ・ティラスポリは今季、UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでマンチェスター・ユナイテッド、オモニア、レアル・ソシエダと対戦する。10月7日の第3節・ソシエダ戦で日本代表MF久保建英(21)とヴィゼウがピッチで相対するか注目が集まる。