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日本代表MF橋本拳人(28)は明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸を退団し、SDウエスカへ加入。今月14日のスペイン2部開幕戦で、いきなりスタメン出場する可能性があるようだ。7月31日、スペインメディア『エラルド・デ・アラゴン』が伝えている。
橋本拳人はロシアのウクライナ侵攻によるFIFA(国際サッカー連盟)の特例措置により、ロストフとの契約を一時停止。今年3月末からヴィッセル神戸に在籍すると、今月1日にはヴィッセル神戸との契約延長が正式決定していた。
しかし今月18日になって状況が一変。ヴィッセル神戸を退団し、FIFAによる特例措置のもとスペイン2部SDウエスカへの移籍が正式決定している。
そんな橋本拳人は日本代表の一員として、EAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会に参加。SDウエスカ移籍決定後も日本代表から途中離脱することなく、27日の韓国戦でも後半途中からピッチに立っていた。
一方、SDウエスカの中盤ではMFエンゾ・ロンバルド(25)がフィジカル面で問題を抱えているほか、MFクリスティアン・サルバドール(27)も直近の練習試合で負傷。ホセ・アンヘル・シガンダ監督が「4-4-2」のシステムを採用する中、『エラルド・デ・アラゴン』は「レバンテ戦でMFダビド・ティモール(32)とともにプレーするのは誰かという疑問が湧いたが、この夏に獲得したハシモトがピッチに立つと考えられる」と見解を述べている。
なおSDウエスカは2021/22シーズンのリーグ戦で13勝15分14敗、勝ち点54の獲得で13位に終わっている。それだけに橋本拳人がチームにどのような変化をもたらすのか注目が集まっている。
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