SCフライブルク所属の日本代表MF堂安律(23)は、今季ブンデスリーガ開幕戦でのスタメン出場が期待されている。しかしドイツメディア『Der Betze Brennt』は27日、同選手に改善の余地があることを指摘した。
堂安律は今月5日、エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。9日の練習試合・ザンクト・ガレン(スイス1部)戦でデビューすると、鮮やかなミドルシュートから移籍後初ゴールをあげていた。
また17日のスタッド・レンヌ戦でもプレーすると、24日のストラスブール戦ではスタメン出場すると、1ゴール1アシストをマーク。2022/23シーズン開幕前最後の練習試合で結果を残していた。
『Der Betze Brennt』はSCフライブルクの現有戦力に関する特集記事を掲載。その中で「ドウアンは、練習試合ですでにその高い期待に間違いなく応えられることを証明した。スピードとドリブルに優れたウインガーであることをアピールしている」と、プレシーズンにおける堂安律のパフォーマンスを評価している。
ただ一方で「クリスティアン・シュトライヒ監督はドウアンに対して、後方への動きに欠点があると指摘している。(プレシーズンマッチで)たくさんのミスを犯している」と言及している。
SCフライブルクは今月31日にDFBポカール1回戦でFCカイザースラウテルン(ドイツ2部)と対戦。来月6日には2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でアウクスブルクと激突する。堂安律は攻撃面でアピールに成功したが、シーズン開幕にむけてさらなる改善が求められている。
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