明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスからエールディビジ(オランダ1部)のユトレヒトへレンタル移籍したMF前田直輝(27)は、もうしばらくユトレヒトに留まるようだ。
前田直輝は今年1月、名古屋グランパスからユトレヒトへ今年6月までのレンタル移籍により加入。1月16日開催のエールディビジ第18節・アヤックス戦でデビューしたものの、相手選手からスライディングタックルを受けて左下腿を骨折。2021/22シーズン中に復帰することはなかった。
また選手本人は負傷離脱直後に「ユトレヒトで最初の試合が最後の試合になってしまった」とクラブ公式サイトを通じてコメント。オランダメディア『VOETBAL』も2021/22シーズン終了後の名古屋グランパス復帰が既定路線と報じていたが、今月17日時点で名古屋グランパスから同選手に関する公式発表はない。
するとユトレヒトは18日、トレーニングウェアを身にまとう前田直輝の姿をクラブ公式ツイッターアカウントにアップ。「デビュー戦で重傷を負ったストライカーの前田直輝は、集中的なリハビリテーションを経て、FCユトレヒトでコンディションを維持している。日本人は今日からチームと一緒にトレーニングする」と同選手の復帰を公式発表している。
なお名古屋グランパスは今月1日、中国・重慶両江競技足球俱楽部でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(29)の獲得を公式発表している。またポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(29)については、B検体が陽性だったことにより2年間の出場停止処分を科される可能性が伝えられている。
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