明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは17日、ブラジル1部フォルタレーザECからブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ(30)の獲得を公式発表している。
ピカチュウはブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマで現清水エスパルス監督のゼ・リカルド氏から指導を受けると、昨年3月にヴァスコ・ダ・ガマからフォルタレーザECへ移籍。公式戦ほぼ全試合で先発出場するなど、中心選手としてチームを支えていた。
しかし今月7日になって清水エスパルス移籍が確実とブラジル国内で報じられると、本人も13日、コパ・ド・ブラジル(ブラジル国内カップ戦)ラウンド16の2ndレグ・セアラーSC戦後にフォルタレーザEC退団を明言。
さらにフォルタレーザECは14日、ピカチュウの退団を発表。移籍先のクラブ名を伏せた上で「クラブの歴史に、そしてすべてのファンの心に刻まれる。フォルタレーザは、ピカチュウの献身ぶり、名誉、敬意に対して大いに感謝するとともに、次の挑戦における成功を願っている」と声明を発表していたが、17日になって清水エスパルス移籍が正式決定している。
なおフォルタレーザECの会長はセアラーSC戦後の会見で、清水エスパルスがフォルタレーザECに対して契約解除金満額の80万ドル(約1億1000万円)を支払うと明言。ブラジル国内の一部メディアは、清水エスパルスとピカチュウが年俸70万ドル(約9600万円)による2年半契約を結んだと伝えている。
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