明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟に所属するU21日本代表MF本間至恩(21)は、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)クラブ・ブルッヘへの完全移籍がほぼ確実となった。ベルギーメディア『VOETBAL』は8日、同選手の今後やアルビレックス新潟との取引内容などについて報じている。
新潟県出身の本間至恩は、2018年7月アルビレックス新潟のトップチームに昇格。2020シーズンから2年つづけてJ2リーグで30試合に出場すると、J1クラブへの移籍が噂されたものの残留。今季はここまでJ2リーグで16試合に先発出場し5ゴールをあげていた。
その中アルビレックス新潟は今月8日、欧州クラブへの完全移籍でクラブ間合意に達したと公式発表。『VOETBAL』などベルギー国内の複数メディアは、本間至恩のクラブ・ブルッヘ加入が決定的になったと伝えている。
また『VOETBAL』は本間至恩の今後について「ホンマは近日中に渡欧し、メディカルテストを受ける。その後移籍を完了させる予定だ。当面はU23チームで経験を積む」と報じているほか、アルビレックス新潟に支払われる移籍金が120万ユーロ(約1億6000万円)だと伝えている。
さらに『VOETBAL』は、本間至恩とアルビレックス新潟の現行契約が2023年1月までだったと報道。「アルビレックス新潟はホンマの契約状況によって恩恵を受ける」と今夏が同選手放出のベストタイミングだったと主張している。
クラブ・ブルッヘはジュピラー・プロ・リーグを17度制したベルギー国内屈指の強豪であり、直近4シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージに参戦している。本間至恩はセカンドチームからのスタートとなることが濃厚だが、欧州最高峰の舞台でのプレーが実現する可能性も考えられる。
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