明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、キプロス1部パフォスFC所属のフィンランド代表MFオンニ・ヴァラカリ(22)に関心を寄せていると伝えられている。その中ポーランドメディア『Katowicki Sport』が27日、同選手の獲得を狙うポーランド国内クラブとパフォスFCの交渉状況を報じた。
身長187cmでトップ下を主戦場とするヴァラカリは、母国フィンランドやノルウェーでのプレーをへて、2020年1月にパフォスFCへ加入。2020/21シーズンに15ゴールを挙げると、2021/22シーズンもリーグ戦22試合中19試合に先発出場して9ゴール4アシストをマークしている。
またフィンランド代表では2020年11月にデビューすると、EURO2020(欧州選手権)でメンバー入り。FIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選やUEFAネーションズリーグの舞台でプレーするなど、頭角を現している。
そんなヴァラカリの去就についてはポーランドメディア『Meczyki』が23日、ミランやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカ、ギリシャ1部の強豪PAOK、セレッソ大阪など複数クラブが同選手獲得にむけてパフォスFCに問い合わせを行ったと伝えていた。
『Katowicki Sport』の報道によると、ポーランド1部のラクフ・チェンストホヴァがヴァラカリ獲得にむけてパフォスFCと交渉しているとのこと。移籍金50万ユーロ(約7100万円)のオファーを提示したが、パフォスFCは提示額に納得していないという。
ただ、『Katowicki Sport』は同選手とパフォスFCの契約期間が来年6月までであることにふれた上で、「この夏が最後の売却のチャンスとなる」と主張している。欧州クラブとの争奪戦が必至である中、セレッソ大阪がパフォスFCに対して獲得オファーを提示することはあるのだろうか。
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