明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属する日本代表DF酒井宏樹(32)に、リーグアン(フランス)1部のクラブが関心を寄せているようだ。22日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
酒井宏樹は昨年6月、リーグアンのオリンピック・マルセイユから浦和レッズへ完全移籍。すぐに右サイドバックでレギュラーに定着すると、今季も開幕当初からコンスタントに先発出場。しかし、4月以降は右足を痛めると、先月3日に手術。復帰まで2カ月を要する見込みだったが、今月中旬にトレーニングへ合流している。
そんな酒井宏樹にはマルセイユが今年1月に復帰を要請していたと、フランス紙『ラ・プロヴァンス』が2月3日に報道。2021/22シーズン終了後に再び同選手の獲得に向かう可能性を伝えていた。
『レキップ』の報道によると、モンペリエが酒井宏樹の獲得に興味を示しているとのこと。モンペリエは右サイドバックで経験豊富な選手の獲得を目指しており、酒井宏樹やビジャレアルを退団したコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ(32)、ヴィトーリア・ギマランイスからサンテティエンヌへレンタル移籍していたマリ代表DFファライ・サコ(27)の3選手をリストアップしているという。
ただ、酒井宏樹については「(フランス国内で)オリンピック・マルセイユ以外のクラブへの移籍は難しい」と予想。3選手の中でもファライ・サコの獲得調査が優先される可能性を主張している。
なお『レキップ』は酒井宏樹と浦和レッズの契約が2023年までであると伝えている。FIFAワールドカップ・カタール大会出場を目指す同選手に、今後フランス方面からオファーが届くか注目が集まる。
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