Jリーグ アルビレックス新潟

元新潟ファビオに米国からオファーが。酒気帯び運転発覚で退団の過去

ファビオ 写真:Getty Images

 かつてアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人FWファビオ(24)は、米国移籍の可能性があるようだ。19日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。

 ファビオは2020年10月にアルビレックス新潟を退団。ブラジル3部のオエステFCや米国メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズをへて、今年1月にブラジル1部のアトレチコ・ミネイロと2025年12月までの4年契約を結んでいた。

 しかし今季はカンピオナート・ミネイロ(ミナスジェライス州選手権)で全14試合中3試合の先発出場に終わったほか、リーグ戦ではここまで13試合中2試合、出場時間わずか13分に。元ブラジル代表FWフッキ(35)がレギュラーに定着している中、ベンチ要員となっている。

 その中、『TORCEDORES』の報道によると、MLSのシャーロットFCがアトレチコ・ミネイロに対してファビオ獲得の打診を行った模様。アトレチコ・ミネイロは買い取りオプション付きの半年レンタルによるオファーを却下したが、同選手の売却を望んでいるためクラブ間交渉を続けているという。

 また、シャーロットFCの他にMLS所属の2クラブもファビオ獲得にむけてアトレチコ・ミネイロに問い合わせを行ったとのこと。ただ、クラブ名は現時点で明らかになっていないようだ。

 なお、ファビオは2020年1月、オエステFCからアルビレックス新潟へ期限付き移籍。J2リーグで14試合に先発出場して5ゴール3アシストをマークしていた。しかし、9月17日深夜に新潟市内で酒気帯び運転をしていることが発覚。警察の任意捜査を受けて10月19日に書類送検されると、アルビレックス新潟を契約解除により退団していた。