鹿島アントラーズ元監督のカルロス・ザーゴ氏(53)は、昨年7月からボリビア1部のクルブ・ボリバルを指揮。2022シーズン前期にリーグ優勝を成し遂げた。
ザーゴ氏は2020シーズンから鹿島アントラーズを率いていたが、成績不振により昨年4月11日に解任。フォルタレーザECやコリンチャンスなどブラジル1部所属クラブの監督に就任する可能性が伝えられる中、昨年7月14日にボリバルと2年契約を結んでいた。
そのボリバルは2022シーズン前期のボリビア1部リーグ・レギュラーシーズンを12勝1分3敗で終了。グループB首位で優勝プレーオフへ勝ち進むと、ホームアンドアウェイ方式の準々決勝と準決勝を突破。今月12日の決勝・ストロンゲスト戦で3-0と勝利し、ボリビア1部リーグの王者に輝いている。
ボリバルは今回のリーグ優勝により、2023シーズンのコパ・リベルタドーレス(南米選手権)グループステージ出場権を獲得。また、ザーゴ氏はレッドブル・ブラガンチーノを率いていた2019年シーズンのブラジル2部リーグにつづき、キャリア通算2度目のタイトル獲得を果たしている。
なおザーゴ氏は鹿島アントラーズ指揮時、2020シーズンの明治安田生命J1リーグを5位で終了。YBCルヴァンカップでもグループステージで敗退したほか、AFCチャンピオンズリーグでもプレーオフで敗れ、グループステージ進出を逃していた。
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