Jリーグ アルビレックス新潟

元新潟ホニにアヤックス移籍の噂再び!本人も欧州挑戦願望を公言

ホニ 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人FWホニ(27)は、アヤックスへ移籍する可能性があるようだ。6日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。

 ホニは2017年にクルゼイロからアルビレックス新潟へ移籍したものの、アルビレックス新潟との契約期間中に無断で帰国。ブラジル1部アトレチコ・パラナエンセと契約を結んでいたことで訴訟問題に発展していた。

 その後、同選手は2020年2月にアトレチコ・パラナエンセからパルメイラスへ完全移籍。加入1年目にリーグ戦38試合中15試合で先発出場すると、昨年2月にFIFAクラブワールドカップでプレー。今季もここまでリーグ戦9試合中8試合でスタメン出場するなど好調を維持している。

 『UOL』の報道によると、ホニはパルメイラスとの契約を2025年12月まで残しているとのこと。同選手は昨年4月にアヤックス移籍が噂されていたが、アヤックスのアルフレト・スフリューデル新監督が獲得を強く望んでいるという。

 また、アヤックスはプレミアリーグ移籍が噂されるブラジル人FWアントニー(22)の後釜として、パルメイラス所属のブラジル人FWジオバニ(18)に関心を寄せている模様。ただ、パルメイラスはジオバニの放出に応じない姿勢を見せているようだ。

 なお、ホニ本人は母国メディアのインタビューで「もしパルメイラスを去る日が来たとしても、これまで築いてきたもの、生きてきたもの全てに対して、とても幸せで満たされた気持ちになるだろうね。(移籍については)多くの場合、僕たちが望むものではない。神があなたのために物事を置いて、すべてがうまくいくんだ。今日、僕はこのクラブですべてのことを経験できてとても幸せな気分だよ」

 「当たり前のことだけど、どの選手もブラジル国外でプレーするという夢を持っている。僕はこれまで日本でプレーしてきたし、少なくともヨーロッパでプレーするチャンスを得たいと思っていた。どの選手もヨーロッパで、それもビッグクラブでプレーすることが夢なんだ。でも、物事は神が許したときに起こると分かっている。神の手に委ねれば、自然にそうなるのさ」と欧州挑戦への思いを語っている。