ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)KASオイペン所属の元スペインU21代表DFジョルディ・アマト(30)が、Jリーグクラブからオファーが届いていることを明かした。1日、インドネシアメディア『SKOR』が伝えている。
身長184cmでセンターバックを本職とするアマトは、エスパニョールの下部組織出身。ラージョ・バジェカーノやスウォンジー、レアル・ベティスでプレーした過去を持っており、2019年8月にラージョ・バジェカーノからKASオイペンへ移籍している。
そのKASオイペンでは加入1年目からレギュラーに定着。昨年1月からゲームキャプテンを務めると、今季はリーグ戦全34試合中27試合で先発出場していた。
しかし『SKOR』の報道によると、アマトは今月末にも契約満了によりKASオイペンを退団することが確実に。今季のAFCチャンピオンズリーグ出場クラブであるマレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFCへの移籍が噂されている。
その中、同選手はインドネシアメディアのインタビューで「すべての選択肢を見てみるよ。妻と一緒に考えたい。まだ1ヶ月前に子供が生まれたばかりだしね。次のステップは良いものであることを望んでいるよ。アジアかもしれないし、スペインかもしれない。まだ分からない。ただ、それがベストであってほしいと願っている」とコメント。現時点では白紙であることを強調している。
その上でオファーの有無を聞かれると「ジョホール移籍はひとつの選択肢だね。ただ、日本やスペインのいくつかのクラブからオファーが届いている。来週、もしくは今月中には結論を出すよ」と、Jリーグ移籍の可能性があることを明かした。
アマトはインドネシア人の祖母を持っており、自身もインドネシアへの帰化手続き完了を待っているとのこと。スペインA代表でのプレー歴がないこともあり、現在はAFCアジアカップ予選を控えるインドネシア代表の練習に参加している。
生後1か月の子供を持ち、妻がスペイン国内に滞在しているという状況で、同選手はどのような決断を下すのだろうか。
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