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磐田が中国人MF獲得へオファーか!Jリーグ移籍決断と現地報道も

段劉愚 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのジュビロ磐田は、中国スーパーリーグ(中国1部)の山東泰山から元U23中国代表MF段劉愚(24)を獲得する可能性があるようだ。

 身長176cmで左利きの段劉愚は、2019年に山東泰山のトップチームでデビュー。2020シーズンはリーグ戦や優勝プレーオフでほぼ全試合にスタメン出場していたが、監督交代により昨季途中から先発での出場機会が減少している。

 また、2020年1月にU23中国代表の一員としてAFC U23アジアカップに出場。ただA代表での招集歴はなく、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア予選ではピッチに立ってない。

 中国メディア『網易』が今月11日に伝えたところによると、段劉愚は他選手とのポジション争いで後れをとっており、今季はさらなる出場機会の減少が予想されるとのこと。同選手には東南アジアやJリーグの複数クラブからオファーが届いていたという。

 その中、ジュビロ磐田は入団テストを兼ねた練習参加を行わずに加入を認め、一定の出場時間を与えるという条件のもとオファーを提示していた模様。選手サイドは複数のオファー内容を検討した結果、ジュビロ磐田移籍と言う結論を出したという。

 さらに『網易』は段劉愚のJリーグ挑戦という決断について「もし彼が今シーズンも山東泰山に残留すれば、プレー時間はさらに減少し、チャンスすら得られないかもしれない。ジュビロ磐田へ移籍すれば、彼の個人能力や鈴木政一クラブアドバイザーとの約束により、すぐにJリーグのリズムに適応することができるだろう。彼の技術的な特徴やフィジカルもJリーグにマッチしている」と見解を述べている。