
タイ1部ブリーラム・ユナイテッド所属のMFスパチョーク・サラチャット(23)は、北海道コンサドーレ札幌への期限付き移籍が確実となっている。そのスパチョークが移籍手続きの関係もあり、タイ代表の招集を辞退した。1日、タイ紙『タイラット』が伝えている。
北海道コンサドーレ札幌は今年1月にタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)を川崎フロンターレへ放出。タイ国内ではチャナティップの移籍直後から、スパチョークの去就に関する噂が飛び交っていた。
その中、北海道コンサドーレ札幌の幹部は先月にタイへ入国。ブリーラム・ユナイテッド側との会談を行い、スパチョークを6か月間のレンタル移籍により獲得することで合意に達している。また、タイ代表の公式フェイスブックアカウントでは、両クラブの取引内容について「6か月間のレンタル期間延長オプションや買い取りオプションが盛り込まれた」と綴られている。
一方、タイ代表は5月31日の国際親善試合・バーレーン戦で2-1と勝利。今月8日から1週間にわたりウズベキスタン国内に滞在し、AFCアジアカップ最終予選に臨む。
『タイラット』の報道によると、スパチョークは当初ウズベキスタン遠征に帯同する予定だったが、日本入国に必要な書類の準備をするため代表活動への参加を辞退。本人は早ければ来週にも来日するようだ。
なお、スパチョークはタイ代表でここまで通算18試合に出場。FIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選全試合でプレーしたほか、昨年12月のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)では主力選手としてタイ代表の優勝に大きく貢献していた。
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