
プレミアリーグは今月22日に最終節全10試合が開催。マンチェスター・シティの劇的優勝で幕を閉じている。その中、米メディア『ESPN』の作成した「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)なしのプレミアリーグ順位表」が話題を呼んでいる。
VARはFIFAワールドカップ・ロシア大会で導入されると、プレミアリーグでも2019/20シーズンから採用されている。『ESPN』はVARが介入した120の事象をチェック。各試合で最初に判定を覆したVARのみを対象としており、それ以降のVAR介入に関しては起こらなかったと考えている。
また、オフサイドでゴールが取り消された場合は、ゴールとして判定。VARによるPK獲得などに関しては、そのゴールは無効と判定するなど、複数の基準を設けた上で各試合結果の修正や勝ち点の算出を行っている。
この「VARなしのプレミアリーグ順位表」と実際の順位表の比較すると、1位マンチェスター・シティから3位チェルシーの順位に変動はなかったものの、4位トッテナム・ホットスパーと5位アーセナルの順位が逆転。アーセナルはVAR介入で不利な判定を受ける回数が多かったという。
また、マンチェスター・ユナイテッドは6位でシーズンを終えているが、VARなしの場合には来季欧州カップ戦出場圏外の8位にまで転落。アーセナルとは対照的にVAR判定に恵まれたようだ。
そして下位に目を向けると、リーズ・ユナイテッドが17位で辛うじて残留したが、VARなしの場合では18位で2部降格という結果に。リーズ・ユナイテッドにかわって18位のバーンリーが残留していたようだ。
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プレミアリーグ順位表(括弧内はVARなしの場合)
1 マンチェスター・シティ(マンチェスター・シティ)
2 リバプール(リバプール)
3 チェルシー(チェルシー)
4 トッテナム(アーセナル)
5 アーセナル(トッテナム)
6 マンチェスター・ユナイテッド(レスター・シティ)
7 ウェストハム・ユナイテッド(ウェストハム・ユナイテッド)
8 レスター・シティ(マンチェスター・ユナイテッド)
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17 リーズ・ユナイテッド(バーンリー)
18 バーンリー(リーズ・ユナイテッド)
19 ワトフォード(ノリッジ)
20 ノリッジ(ワトフォード)
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