かつてベガルタ仙台やヴァンフォーレ甲府でプレーしていたMF道渕諒平(27)が23日、自身のツイッターアカウントを更新。所属クラブの来季欧州カップ戦出場権獲得をファンに報告するとともに、感謝を述べている。
道渕諒平は昨年7月、セルビア1部のFKラドニチュキ・ニシュに加入。中盤センターやサイドハーフ、センターフォワードなど複数ポジションで起用される中、2021/22シーズンのリーグ戦で30試合中27試合に先発出場し2ゴール3アシストをマーク。クラブは6位でレギュラーシーズンを終えて優勝プレーオフへ進む。
その上位8クラブによる優勝プレーオフでも7試合中4試合に先発出場するなど、主力選手として活躍。クラブは今月22日の最終節・パルチザン戦で敗れたものの、リーグ4位でフィニッシュ。来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選出場権を獲得した。
同選手は「セルビアに渡って1シーズン。ECLの出場権を獲得しました。自分を応援してくれたり支えてくれた方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました」と投稿。日本のサッカーファンから「おめでとうございます!」、「頑張ってるね」、「仙台から応援しています!」と祝福のコメントが寄せられている。
道渕諒平はベガルタ仙台の下部組織、明治大学をへてヴァンフォーレ甲府に入団したものの、プロ1年目の2017年7月に知人への暴行容疑で逮捕されている。その後、2019年にベガルタ仙台へ完全移籍したが、2020年9月に傷害容疑で再び逮捕。2020年10月にベガルタ仙台から解雇されていた。そして昨年2月22日には韓国2部の忠南牙山FCに加入したものの、クラブは市民団体からの反対をうけてわずか3カ月で退団。無所属期間をへてセルビアに新天地を求めていた。
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