欧州サッカーもいよいよ大詰め。最高峰の呼び声高いイングランドプレミアリーグは、日本時間5月23日に最終節(第38節)が開催される。最後に笑うのは一体誰か?
残り1試合で今2021/22シーズンが終わると思うとどこか寂しさが漂うが、最後の1試合まで見逃してはならない様々なポイントで溢れている。ここではプレミアリーグ通なら押さえておきたい最終節の注目ポイントをご紹介したい。
サラーとソンのゴールデンブーツ争い
最終節で個人的に注目しているのが、モハメド・サラー(リバプール)とソン・フンミン(トッテナム・ホットスパーによるプレミアリーグ得点王(ゴールデンブーツ)争いだ。
両ストライカーはここまでコンスタントにゴールを量産し続け、最終節を前に20ゴール以上の大台に乗せた。現在サラーが22ゴール、ソン・フンミンが21ゴールと僅差で推移している。
サラーの所属するリバプール(現2位)は、最終節にウルブス(ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)をホームに迎える。リーグ4位の失点数の少なさを誇るウルブス相手に、サラーがどのように攻略するのか非常に見ものだ。
しかしサラーはゴール数だけでなくシュート数(131本)、枠内シュート数(57本)、アシスト数(13回)でもトップを走っていることから、ファイナルサードでは彼以上に右に出るものはいない無敵状態と化している。確実にゴールを積み上げて、2018/19シーズン以来となるゴールデンブーツを手にしたい。
対するソン・フンミンも、初のゴールデンブーツをかけて最終節に挑むことだろう。
トッテナム(現4位)は最終節アウェイで、既に降格が決まったノリッジ・シティと対戦する。モチベーションがそこまで高くないチームに対して、この試合での勝利でチャンピオンズリーグ出場を確定させたいトッテナムという前提に立てば、大量得点を狙える可能性が高い。
また、名コンビとも称される相方でチャンスメイクに優れたハリー・ケインからのサポートもあれば、ゴールデンブーツの可能性は十分に残されているはずだ。
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