明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、フェイエノールト所属のオランダ人FWブライアン・リンセン(31)獲得に近づいているようだ。17日、オランダメディア『RTV Rijnmond』が報じている。
リンセンの去就については、オランダ紙『AD』が先月末に「浦和レッズが彼に関心を寄せている。フェイエノールトとの契約は2023年6月まで残っているが、日本のクラブは移籍金の支払いを望んでいる」と報道。選手本人が海外移籍に前向きであるほか、フェイエノールトが選手サイドに浦和レッズとの交渉を許可したと伝えられている。
また、選手本人は今月11日のエールディビジ(オランダ1部)第33節・ゴー・アヘッド・イーグルス戦後のメディアインタビューで「僕はいつも、できるだけ正直であろうとしている。もちろんすべては話せないけど、何かが起こっていることは確かだね。僕が彼らと話しているけど、実際に起こるかどうかは正直言って分からないよ」とコメント。浦和レッズ移籍の可能性があることを認めていた。
その中、『RTV Rijnmond』は「リンセンは浦和レッズ移籍が近づいている」と報道。「この31歳のアタッカーは、小野伸二の古巣クラブで日本での冒険ができることを確信していると公言している。浦和レッズはフェイエノールトとパートナーシップを結んでおり、フェイエノールトと1年間契約を残しているリンセンの獲得で移籍金を支払うことになる。またフェイエノールトは、リンセンを高額で売却することを望んでいる」と合意間近である現状を説明している。
一方、フェイエノールトは昨年8月にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクからナイジェリア代表FWシリル・デセルス(27)を1年レンタルにより獲得。デセルスが今季2桁ゴールをマークしたこともあり完全獲得に動いているが、KRCヘンクに対して400万ユーロ(約5億5000万円)を支払う必要があると伝えられている。
さらにエールディビジのアヤックスからはブラジル人FWダニーロ(23)の獲得を狙っているとのこと。前線のメンバー再編にむけた動きを見せているようだ。
コメントランキング