元徳島ヴォルティスのイタリア人MFクリスティアン・バトッキオ(30)は先月末、リーガMX(メキシコ1部)のウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)を退団。現在は無所属状態となっているが、代理人が同選手の去就について語ったようだ。26日、イタリアメディア『Calcio WEB』が伝えている。
バトッキオは昨年7月に徳島ヴォルティスを退団してUNAMプーマスに加入。2021/22シーズンのリーガMX前期では17試合中13試合でピッチに立ったものの、先発出場は5試合にとどまっていた。そして1月11日に開幕したリーガMX後期では10試合中6試合でベンチ外に。先月下旬の練習試合後にはサポーターがバトッキオ退団を求める抗議活動を行うと、UNAMプーマスは先月30日にバトッキオが個人的な理由により退団したと公式発表している。
『Calcio WEB』の報道によると、バトッキオの代理人は同選手が契約解除によりUNAMプーマスを退団した理由について「プーマスを退団した理由は様々だが、今回の場合は(選手とクラブ側の)利害や今後の方向性が一致しなかった」と説明したとのこと。
また、同選手の今後については「バトッキオはリーグアン(フランス1部)のような舞台でも本来の力を発揮できる。まだまだ多くのことを成し遂げ、多くのことをクラブにもたらすことができる。彼は永続的で具体的なプロジェクトを探しているんだ」
「イタリアサッカー界で再出発することもできるだろうし、興味深い機会だと思う。すでにセリエB(イタリア2部)のクラブで結果を残しているし、海外でも称賛されている。特にフランスではそうだ」と母国復帰の可能性があることを示唆したという。
なお、イタリアメディア『LA CASA DI C』は今月24日、バトッキオの移籍先候補に現在セリエBで最下位のポルデノーネ・カルチョが上がっていると報じている。
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