Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島率いるヴァイラー監督、日本の印象語る「試合会場周辺に警察がほとんどいない」

レネ・ヴァイラー 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズを率いるレネ・ヴァイラー監督が日本の印象について語っている。スイス『Blick』が伝えた。

 現役時代にスイスの複数クラブで活躍したヴァイラー監督は2005年に母国のザンクト・ガレンで指導者キャリアをスタート。ニュルンベルクやアンデルレヒトアル・アハリを指導した後、フリーの期間を経て、クラブ初の欧州出身監督として鹿島の監督に就任した。

 3月13日にチームに合流したヴァイラー監督は初陣であったYBCルヴァンカップの大分トリニータ戦でこそ3-3の引き分けに終わったが、明治安田生命J1リーグでは3連勝を記録するなどチームは2位に位置。そのなかで、鹿島就任の理由について新たな挑戦を望んでいたことを明かした。

 「成長したかったし、新しいことを学びたかった。異文化や他国の人について知りたかった。監督としてのキャリアをタイトル獲得とお金をもらうことだけで定義することはできない」

 また、日本については「私はここで大歓迎されている。人のあり方が好きだね。料理も美味しいんだ」と心地いとコメント。続けて、「選手や関係者、ファンも同じなんだ。ピッチ上での経緯や関係者からの侮辱、ファンによる暴動をここで経験したことがない。試合周辺会場には警察もほとんどいないね」と日本人の礼儀正しさに感銘を受けている様子だ。