元イタリア代表選手のアントニオ・カッサーノ氏(39)は、2006年からおよそ2年間にわたりレアル・マドリードに所属していた。そんなカッサーノ氏が自身の公式Twitch番組『BoboTv』にて、カルロ・アンチェロッティ現レアル・マドリード監督を侮辱している。
アンチェロッティ監督率いるレアル・マドリードは、残り7試合となったリーグ戦で2位バルセロナに12ポイント差をつけて首位に立っている。また、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8まで勝ち進むと、準々決勝でチェルシー相手に2試合合計スコアで5-4として準決勝に進出している。
しかし、カッサーノ氏はレアル・マドリードの好調ぶりについて「レアル・マドリードのプレーは酷いね。パリ・サンジェルマン(CLラウンド16で対戦)とチェルシー相手の勝利はとても運が良かっただけだと思う。運は永遠に続くものじゃない」と批判を展開。
つづけて「レアル・マドリードはリーグ戦でも良いプレーを見せていない。バルセロナの魅力的なプレーと比べたら一目瞭然だ」とリーグ戦でのプレーにも触れると「アンチェロッティは環境作りが上手かもしれないが、(指導者としての)キャリアで成長に導いた選手を一人も思いつかない」とコメント。指導者としてCL優勝を3度経験したアンチェロッティ監督の手腕にまで批判の矛先を向けている。
なお、レアル・マドリードは今月26日にCL準決勝1stレグ・マンチェスター・シティ戦に臨むほか、翌週の5月4日には2ndレグを控えている。果たしてレアル・マドリードは強敵マンチェスター・シティとの対戦でカッサーノの意見が間違っていることを証明できるだろうか。
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