Jリーグ

J1リーグ全18クラブの通信簿【2022シーズン3月終了時点】

FC東京 アルベル・プッチ・オルトネダ監督 写真:Getty Images

5位:FC東京

  • 4試合3勝0分1敗 
  • 勝ち点9
  • 評価「大変よくできました」

開幕戦の多摩川クラシコ(2月18日対川崎戦)は1-0で敗れたFC東京だが、そこからの3試合は接戦を制して3連勝。得点力は十分とはいえないが、新加入のDF木本恭生やGKヤクブ・スウォビィクが加わった守備陣は非常に固い。MF松木玖生やMF紺野和也といったルーキーも早速主力となっており、今後の試合が楽しみだ。


浦和レッズ MFダヴィド・モーベルグ 写真:Getty Images

6位:浦和レッズ

  • 7試合2勝1分4敗
  • 勝ち点7
  • 評価「今後に期待です」

リカルド・ロドリゲス監督率いる浦和レッズはスロースターターな傾向があるが、今季も例にもれず。開幕後4試合勝利無しの状況から、ようやく浮上してきた。来日したばかりのMFダヴィド・モーベルグが能力の高さをみせており、起爆剤となれるか。


サガン鳥栖 川井健太監督 写真:Getty Images

7位:サガン鳥栖

  • 5試合1勝4分0敗
  • 勝ち点7
  • 評価「大変よくできました」

主力選手の流出と監督交代を経て、かつリーグ最少の人件費にも関わらずリーグ一の堅守を誇っていることは称賛に値するサガン鳥栖。昨季リーグトップだった「チーム走行距離」は今季も図抜けており、MF小泉慶やFW岩崎悠人といった新加入選手がさらに押し上げている。リーグ最少タイの得点数は課題だが、大崩れはなさそうだ。


セレッソ大阪 DFマテイ・ヨニッチ 写真:Getty Images

8位:セレッソ大阪

  • 5試合1勝3分1敗
  • 勝ち点6
  • 評価「よくできました」

昨2021シーズンは不安定な成績が続き12位に終わったセレッソ大阪だが、今季は比較的安定しているように見える。第4節からは結果がついてきており、FW山田寛人やDF西尾隆矢といった若手、MF中原輝やDF山中亮輔などの新加入選手がチームに馴染んでいる。外国籍選手がフィットすれば、さらに順位の上昇が見込めそうだ。


アビスパ福岡 FWルキアン 写真:Getty Images

9位:アビスパ福岡

  • 5試合1勝3分1敗
  • 勝ち点6
  • 評価「よくできました」

昨シーズン8位で終えたアビスパ福岡は、得点力を向上すべくピンポイント補強を敢行。だが、J2得点王の実績をひっさげて加入したFWルキアンはここまで無得点で、チームとしても4得点止まり。MFジョルディ・クルークスや金森健志、新加入の田中達也らが構成するサイドハーフ(SH)は強みとなっているが、得点を増やすことができなければ上位進出は難しい。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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