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日本代表が「死の組」の犠牲筆頭に…ブラジルメディアのアンケート結果が話題

森保一監督 写真:Getty Images

 FIFAワールドカップ・カタール大会の抽選会が日本時間2日に行われ、日本代表はグループステージでW杯優勝国であるスペイン、ドイツ、それにニュージーランドとコスタリカによる大陸間プレーオフの勝者と対戦することが決まった。その中、ブラジルメディア『UOL』の実施しているアンケート調査の暫定結果が話題を呼んでいる。

 国際サッカー連盟(FIFA)はカタールW杯・グループステージの組合せで偏りを無くすために、3月31日発表のFIFAランキングに基づいてポット分けを行うことを発表していた。その中、日本代表は条件次第ではポット2入りの可能性があったものの、3月29日に行われたW杯アジア最終予選・ベトナム戦で1-1の引き分けに。FIFAランキングで日本より上位のポルトガルやセネガルがW杯出場を決めたことによりポット3入りが確定していた。

 また、2014年のブラジルW杯優勝国であるドイツがポット2に入っていたことから、抽選会前の予想ではドイツが入るグループが“死のグループ”になると多くのメディアが予想。全体的には強豪国が各グループに振り分けられた印象だが、日本代表についてはグループステージ敗退の可能性が高いという見方が広まっている。

 その中、『UOL』はグループステージ組み合わせ決定直後から「カタールW杯で最も難しいグループは?」というアンケート調査を実施。日本時間2日18時時点で5500票以上が集まっているが、そのうち40%以上がグループEに投票。スペインとドイツが同居したことにより、最も厳しいグループになったという見方が多いようだ。

 また、グループC(アルゼンチン、メキシコ、ポーランド、サウジアラビア)やグループG(ブラジル、セルビア、スイス、カメルーン)、それにグループH(ポルトガル、ウルグアイ、韓国、ガーナ)も15%程度の得票となっている。

 サッカー王国ブラジルでグループEを“死のグループ”に推す声が多く上がる中、日本代表が番狂わせを起こせるか注目が集まる。