
プレミアリーグ、チェルシーに所属するMFエンゴロ・カンテは、2022FIFAワールドカップ・カタール欧州予選にて7大会連続16回目となるW杯への出場を決めているフランス代表の選手だ。2018年のロシアW杯を制したフランスだが、カンテは当時のメンバーにも選ばれ中心選手として全7試合に出場した。
3月29日、南アフリカとの親善試合を行ったフランス(5-0で勝利)。この日カンテは31歳の誕生日を迎えた。同試合に先駆けて選手達がサプライズケーキでカンテの誕生日を祝った映像が、フランス代表公式SNSに投稿されている。照れながら感謝の気持ちを伝えるカンテ。そのキャラクターやプレーで愛されてきたカンテの4つのエピソードを紹介したい。

ニックネームは「ネズミ」
2016年7月にチェルシーに加入したカンテは、間も無く「ラット(ネズミ)」というニックネームを付けられた。当時チェルシーにいたFWエデン・アザール(2012-2019・現レアル・マドリード)が名付けたことが知られている。
アザールはその理由について「僕たちが安心してライバルを突破しようとできるのは、ボールが奪われてもすぐ後ろにいるカンテが取り戻してくれると信じているからだ。なんて素晴らしいプレイヤー。どこにでも現れる。ネズミみたい。精神力も人間性もトップレベルだ」と評価の高いコメントをしている。
敵に気づかれずどこにでも現れ、ボールを奪ってから去る。カンテの特徴は、確かに食べ物を狙うネズミに例えられても不思議ではない。
税金ともきちんと向き合う会計士
2012年にブローニュ(当時フランス2部)でプロデビューを果たしているカンテ。その前は同クラブのセカンドチームに所属しプロになれる保証もなかったため、会計士の資格を取得している。当時の状況についてカンテはこう語っている。
「ブローニュのセカンドチームがフランス6部に所属していて、プロになれるかどうかわからなかった。サッカーで生きていけるかどうかが不安で、18歳で高校を卒業した後に2年間会計の勉強をしたんだ。トップチームに上がった時にプロ契約を結んで勉強をやめたが、一応は会計士だ。今はサッカーに集中しているけどね」
会計士としてのプライドも半端ではない。『フットボール・リークス』の調査によれば、カンテは2016年のチェルシーに加入する直前、タックス・ヘイブン(租税回避地)で知られるジャージー島に設立された会社で税金の支払いを逃れる道を打診されていたが、あっさり断ったと言われている。
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