Jリーグ 浦和レッズ

浦和移籍報道ソティリウが惜別ゴール!?“スナイパー”パフォーマンスも披露!

ピエロス・ソティリウ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、ブルガリア1部の強豪ルドゴレツからキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(28)を獲得する可能性が伝えられている。その中、同選手は13日開催のリーグ戦で再びゴールをあげた。

 身長186cmで右利きのソティリウは、キプロス国内のAPOELニコシアやデンマーク1部の強豪コペンハーゲン、カザフスタンのアスタナをへて、昨年2月にルドゴレツへ加入。今季はUEFAチャンピオンズリーグ予選1回戦からプレーオフまでの計8試合中7試合に先発出場して3ゴール1アシストをマークしているほか、UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでも6試合中5試合でスタメンに抜てき。国内リーグ戦ではここまで11試合で先発出場して11ゴールと持ち前の決定力を発揮していた。

 そんなソティリウは昨年12月に大腿筋を負傷して2試合の欠場を余儀なくされていたが、リーグ戦中断期間中に回復。そしてリーグ再開初戦のアルダ・クルジャリ戦で先発起用されると7分、味方が敵陣でボールを奪うと、左サイドのクロスにダイビングヘッドで合わせてゴールネットを揺らしている。ソティリウの先制ゴールによりリードを奪ったルドゴレツは前半のうちに3点を追加。早々と試合に決着をつけたこともあり、同選手は67分でお役御免となっている。

 なお、ソティリウの去就についてブルガリアメディア『TOP SPORT』は11日、ルドゴレツがアルゼンチン1部のCAインデペンディエンテからアルゼンチン人FWマティアス・ティセラ(25)の獲得が確実になったことから、浦和レッズからのソティリウ獲得オファーを受け入れる可能性が高いと伝えている。

 この試合でもゴール直後に銃を撃つスナイパーのパフォーマンスを披露したソティリウ。浦和レッズ移籍を期待する声が日本国内で高まる中、アルダ・クルジャリ戦での得点がルドゴレツでのラストゴールとなるかもしれない。