柏レイソルからリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへ期限付き移籍していたブラジル人FWペドロ・ハウル(25)は、母国復帰が噂されている。そんなペドロ・ハウルが14日、ブラジルメディア『Attention Vascainos』のインタビューで自身の去就について明かした。
ペドロ・ハウルは昨年9月21日にフアレスへの期限付き移籍すると、リーガMXでは8試合中6試合で先発出場して2ゴール1アシストをマーク。フレアス幹部は今月8日からシーズン後半戦がスタートするのを前に、同選手の慰留に努めていた。しかし、両者が合意に達することはなく今冬退団が確実になったと、メキシコ紙『RECORD』が今月10日に報じていた。
また、ブラジル国内の複数メディアは、ペドロ・ハウルが柏レイソルで2022シーズンの構想に含まれていないほか、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECジュベントゥージやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマがレンタルによりオファーを提示したと報道。ペドロ・ハウル本人はヴァスコ・ダ・ガマへの移籍にこだわっていると伝えられている。
その中、ペドロ・ハウルは母国メディアのインタビューに対応。ヴァスコ・ダ・ガマ移籍の可能性について「ここ数日間でいくつかオファーが届いた。今はそのオファーを見ているところだけど、受け入れるかどうかは日本のクラブ次第だね。ヴァスコ・ダ・ガマは偉大なクラブだし、いまさらコメントすることはない。これだけのクラブでプレーできることを誰もが夢見ているだろうね」と語っている。
また、同選手は日本サッカーに対する印象を聞かれると「ひとりの人間としても選手としても、とても成熟したように感じているよ。日本の文化から多くのことを学んだね。日本のサッカーはインテンシティやテクニックが求められる。チームメイトやクラブにいるみんなと一緒にとても良い時間を過ごしたよ。サポーターからは毎日のように僕の復帰を望むメッセージが届いている。(日本にいる時間が)短くても、日本のサッカーに対する印象は良いよ」とコメントを残した。
なお、柏レイソルは今月15日に2022シーズンの新体制発表会を開催。選手背番号の発表も行われたが、ペドロ・ハウルの名前は含まれていない。
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