Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎カイオ・セザールに母国復帰の噂が!1部昇格クラブがリストアップと現地報道

V・ファーレン長崎のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎に所属するブラジル人MFカイオ・セザール(26)は、ここにきて母国復帰が噂されているようだ。14日、ブラジル2部優勝クラブであるボタフォゴFRの専門サイト『Bastidores do Botafogo』が伝えている。

 同選手は2019年6月、川崎フロンターレからV・ファーレン長崎へ期限付き移籍により加入すると主力に定着。レンタル期間が延長される形でV・ファーレン長崎にとどまる中、昨季はJ2リーグで30試合に先発出場し6ゴールをマークすると、V・ファーレン長崎は昨季終了後に完全移籍での獲得に踏み切っていた。

 そんなカイオ・セザールは今季も第31節・レノファ山口戦をのぞいてリーグ戦全試合で先発出場。中盤センターに欠かせない存在として存在感を発揮していたが、今月5日開催の最終節・松本山雅戦ではメンバー外に。また、V・ファーレン長崎は終盤にかけてJ1昇格争いを繰り広げてきたものの、J2リーグ4位という結果に終わり、J1昇格を果たせなかった。

 その中、『Bastidores do Botafogo』の報道によると、カイオ・セザールとV・ファーレン長崎の契約期間は来年1月末までである模様。また、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマやセリエA(ブラジル1部)昇格を果たしたボタフォゴFRが獲得候補にリストアップしているようだ。

 なお、カイオ・セザールは今月3日夜、ツイッターで「何が起こるのか? 来年のことがすでに楽しみだよ!」、「長崎のすべてに感謝しているよ。ありがとう!」と投稿。V・ファーレン長崎サポーターの間で同選手の今冬残留が濃厚という見方が広まっていたものの、直後に「来年、長崎にいるかどうか分からないよ」とコメントを残したことで注目を集めていた。

 V・ファーレン長崎はすでにブラジル人MFルアン(31)とMFウェリントン・ハット(29)の退団を公式発表しているだけに、中盤を支えてきたカイオ・セザールの去就も気になるところだ。