明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府は2日、伊藤彰監督が今季限りでの退任することを公式発表した。
伊藤彰は大宮アルディージャの下部組織やトップチームを率いた後、2018年にヴァンフォーレ甲府のヘッドコーチに就任。そして2019シーズンからはヴァンフォーレ甲府の指揮官を務めていた。そのヴァンフォーレ甲府は今季序盤から順調に勝ち点を積み重ねて上位争いを展開。先月28日のJ2リーグ第37節・レノファ山口戦でも1-0で勝利したものの、2位京都サンガが引き分けたため、最終節を残して今季J1昇格の可能性が消滅していた。
伊藤彰監督はヴァンフォーレ甲府を離れることについて「ヴァンフォーレ甲府のスポンサー・ホームタウン・ファン・サポーター・サポーティングスタッフの皆様、いつもヴァンフォーレ甲府へのご支援ご声援ありがとうございます。 私事ではありますが今シーズンをもってヴァンフォーレ甲府を退任する事になりました」
「佐久間社長と相談の上、私自身の監督としてのキャリアアップをしたいという思いを受け取って頂き、退任を承諾して頂きました。佐久間社長とは大宮アルディージャの選手、指導者、ヴァンフォーレ甲府ヘッドコーチ、そして監督としての3年間いつも助けて頂き本当に感謝しかありません。そしてヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様、このような素晴らしい幸せな時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。3年間、J1昇格という目的を達成出来ずに離れるのは大変悔しく、残念でしかありません」
「これまでヴァンフォーレ甲府で共に闘ってくれた選手やスタッフに感謝致します。そしてファン・サポーターの皆様の素晴らしい後押し、沢山の応援、本当に力になりました。重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。この4年間は本当に楽しく幸せでした。ヴァンフォーレで監督を務め、クラブと共に闘い、選手・スタッフと共に成長できた事、全ての事が私の誇りです。これからのヴァンフォーレの発展と進化を陰ながら応援し活躍を楽しみにしております」
「リーグ最終戦、スタジアムで選手・スタッフ・ファン・サポーターの皆様と共に笑顔で喜び合えるよう最後まで全力で頑張ります。最後まで応援、サポートよろしくお願い致します。これからもヴァンフォーレ甲府へのご支援ご声援の程、よろしくお願い致します」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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