マンチェスター・ユナイテッドが、現在フリーのエルネスト・バルベルデ氏と会談を行ったようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
20日に行われたプレミアリーグ第12節でワトフォードと対戦したユナイテッドだが、1-4の惨敗を喫し、リーグ戦直近7試合で5敗目。これを受けて、クラブ上層部は21日に2018年12月からチームを率いていたオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任し、アシスタントコーチのマイケル・キャリック氏が暫定的に指揮をとることが決定している。
そうしたなか、ユナイテッドのフットボールディレクターを務めるジョン・マータフ氏は暫定監督就任の可能性についてバルベルデ氏と会談を行ったという。クラブは同氏がバルセロナ時代にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと共闘したことから、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのリスク管理をできると考えている模様だ。
また、バルベルデ氏はユナイテッドの暫定監督に就任した際に備えて、獲得可能な選手をリストアップしているとのこと。だが、ユナイテッドはパリ・サンジェルマン(PSG)を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督をトップターゲットにしており、シーズン途中に引き抜けた場合はバルベルデ氏の招へいを見送るようだ。
2003年にアスレティック・ビルバオで監督キャリアをスタートさせたバルベルデ監督は複数クラブを指揮したのち、2017年夏にバルセロナの監督に就任。バルセロナで2シーズン半に渡って指揮を取り、2度のラ・リーガ制覇を含む4個のタイトル獲得に導いていた。
コメントランキング