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柏ドッジに今冬退団の可能性が!契約内容をブラジルメディア報道

柏レイソルのホーム 三協フロンテア柏スタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルに所属するブラジル人MFドッジ(25)は、今季限りで退団する可能性があるようだ。22日、ブラジルメディア『Futebol sem clichê』のジャーナリストが伝えている。

 中盤センターを本職とするドッジは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の名門フルミネンセでおよそ2年半にわたりプレー。フルミネンセの契約延長に応じず昨年12月に退団すると、年俸520万レアル(約1億330万円)という破格のオファーを受け入れて、今年1月に柏レイソルへ加入していた。

 そんなドッジは5月1日開催のJ1リーグ第12節・ベガルタ仙台戦でデビュー。第14節・FC東京戦から東京五輪開催による中断期間直前までは9試合中8試合で先発出場していた。8月以降は負傷により戦列を離れていたが、今月3日開催の第34節・名古屋グランパス戦で復帰すると、3試合つづけてスタメンに抜てきされている。

 しかし、『Futebol sem clichê』の報道によると、ドッジと柏レイソルの契約は来年1月に満了を迎えるとのこと。また、同選手はビザに関する問題を抱えており、契約更新を行わずに退団する可能性があるようだ。

 なお、柏レイソルは韓国人GKキム・スンギュ(31)、ブラジル人DFエメルソン・サントス(26)、ブラジル人MFヒシャルジソン(30)など計7名の外国籍選手を抱えている。今季J1残留を果たしたとはいえ、今冬の移籍ウィンドウでは、外国籍選手の人員整理が行われるかもしれない。