ベガルタ仙台は20日、明治安田生命J1リーグ第36節・湘南ベルマーレ戦で敗れてJ2降格が決まった。そんなベガルタ仙台に対して、日本代表GKシュミット・ダニエル（29）が幼少期の写真を交えてエールを送っている。
ベガルタ仙台は手倉森誠監督を招へいしたものの、今季は序盤からリーグ戦7連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗。5月1日に第12節・柏レイソル戦で今季リーグ戦初白星をあげたものの、以降も勝ち点を積み重ねることができず、今月20日の湘南ベルマーレ戦で0-2と敗れたことによりJ2降格が決まった。
一方、シュミット・ダニエルは2014年にベガルタ仙台へ入団。ロアッソ熊本や松本山雅へのレンタル移籍をへて、2017シーズンからおよそ2年半にわたりベガルタ仙台で活躍。そして2019年夏にジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）のシント=トロイデン（STVV）へ完全移籍すると、現在はSTVVで正守護神を務めている。
そんなシュミット・ダニエルは23日にSNSを更新。2002年から4シーズンにわたりベガルタ仙台に在籍していたブラジル人MFシルビーニョとのツーショット写真やベガルタ仙台一筋のキャリアを歩み、“Mr.ベガルタ”との異名を持つMF千葉直樹からサインをもらう自身の姿をアップするとともに「困難を乗り越えてまた強くなる。ベガルタ仙台は俺たちの夢だ！」とコメントを残している。
これには、ベガルタ仙台サポーターから「ありがとうございます！」というメッセージが多く寄せられているほか、シルビーニョや千葉直樹の存在に言及する声も上がっている。
なお、ベガルタ仙台は今月23日に手倉森誠監督の退任を公式発表している。新体制のもとでJ1復帰を目指すことになったベガルタ仙台だが、海外で活躍するシュミット・ダニエルのエールを力に変えたいところだ。
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