セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)のレガネスに所属する日本代表MF柴崎岳(29)は、10月度のクラブ月間MVPに選出された。20日、クラブ公式サイトが伝えている。
柴崎岳はCDテネリフェ、ヘタフェ、デポルティーボ・ラ・コルーニャでのプレーをへて、昨年9月にレガネスへ加入。昨季は中盤センターを中心に複数ポジションを任せられる中、リーグ戦42試合中34試合に出場。そして今季は代表招集により欠場した3試合をのぞいては、ほぼ全試合で先発メンバーに名を連ねている。また、先月は6試合中5試合で先発出場すると、3日の第8節・ルーゴ戦で今季初ゴールをマーク。チームが厳しい戦いを強いられている中で奮闘している。
月間最優秀賞の受賞した柴崎岳は、クラブ公式インタビューで「(レガネスで)うまく仕事できていますよ。監督の指揮にも満足していますし、今後もうまくやっていきたいですね」と語るなど、一定の手応えをつかんでいることを明かしている。
ただ、現状について聞かれると「出場時間は増えていますが、まだ結果が出ていないので(現状に)満足していません」とコメント。そして「僕の目標は、すべての試合で最高のパフォーマンスを発揮することです。毎回のトレーニングも試合も一生懸命頑張ります」と今後の戦いに向けた意気込みを語っている。
森保一監督率いる日本代表でも、CDサンタ・クララに所属するMF守田英正(26)やVfBシュツットガルトでキャプテンを務めるMF遠藤航(28)らとともに、中盤センターで重要な役割を任せられているだけに、今後の活躍にさらなる期待がかかる。
柴崎岳のインタビュー動画はこちら。(動画が表示されない場合はこちら)
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