日本代表FW鈴木武蔵(27)の所属するベールスホットVAは21日、日本代表FW伊東純也(28)を擁するKRCヘンク相手に2-0と勝利した。
ベールスホットVAは今季ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕から9月13日開催の第7節・シント=トロイデンVV(STVV)まで1分6敗と苦戦を強いられると、クラブ首脳陣はペーター・マース監督を解任。後任として、アルゼンチン代表のアシスタントコーチとして2002年の日韓W杯を戦った経験を持つハビエル・トレンテ氏を招へいしたものの、先月24日開催の第12節・アンデルレヒト戦まで2分10敗と改善の兆しがなく、最下位に沈んでいた。
しかし、先月30日の第13節・セラン・ユナイテッド戦で3-0と今季初勝利を飾ると、第14節・コルトレイク戦でドロー。そして迎えたヘンクとの一戦では、前半4分に先制。その後はヘンクがボールを握り、防戦一方の展開となったが、後半アディショナルタイムの90+2分に追加点をマーク。強力な攻撃陣を擁するヘンク相手に2-0と勝利している。
この勝利により、ベールスホットVAは2勝3分10敗としており、直近3試合で勝ち点「7」を獲得。依然として最下位に沈んでいるものの、17位のサークル・ブルッヘに1ポイント差まで詰め寄っている。
なお、鈴木武蔵は監督交代後に出場機会が減る中、ヘンク戦で90+4分からピッチに立っている。一方、伊東純也は日本代表戦で2試合連続ゴールを決めるなど圧巻のパフォーマンスを披露。しかし、代表ウィーク明け初戦ではフル出場したものの、ノーゴールに終わっている。
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