Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMティーラトン、中東からのオファーも却下!ガラタサライ移籍も消滅と現地報道

横浜F・マリノスのゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(31)は、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ガラタサライをはじめとする複数クラブからのオファーを拒否していたようだ。18日、タイメディア『MGR ONLINE』が伝えている。

 ティーラトンは、タイ国内の強豪ムアントン・ユナイテッドから2018年にヴィッセル神戸へ期限付き移籍により加入。ヴィッセル神戸では外国人枠の兼ね合いもあり1シーズンで退団したが、2019年に横浜F・マリノスへレンタルにより加入すると、リーグ戦で25試合に出場してJ1リーグ優勝に貢献。今季は負傷離脱の影響もあり、ここまでリーグ戦で20試合の先発出場にとどまっているが、今月20日開催のJ1リーグ第36節・浦和レッズ戦でスタメンに抜てきされている。

 そんなティーラトンの去就を巡っては、代理人が同選手のガラタサライ移籍を望んでいることから、近日中にガラタサライとの会談を行う可能性がタイメディアによって伝えられていた。

 その中、『MGR ONLINE』の報道によると、ティーラトン本人も当初は代理人に給与等の条件面をたずねるなど、4か月ほど前からガラタサライ移籍の可能性に対して関心を寄せていたとのこと。しかし、自分の夢が欧州ではなくJリーグでプレーすることであるため、ガラタサライへの移籍は拒否したという。

 くわえて、ティーラトンにはAリーグ(オーストラリア1部)や中東のクラブも関心を寄せていたが、同様の理由で却下していたことが明らかになったようだ。

 なお、ティーラトンは横浜F・マリノスとの契約を来季終了後まで残していると伝えられている。Jリーグで充実期を過ごしているだけに、今季終了後に他リーグへの挑戦は考慮に入れないだろう。