大宮アルディージャは14日、明治安田生命J2リーグ第39節・モンテディオ山形戦で2-2のドローに終わったが、この試合ではベンチメンバーのエントリーで不備があったことが話題になっている。
J2残留争いを繰り広げている大宮アルディージャは、アウェイのモンテディオ山形戦で7分にFW河田篤秀のゴールで先制。27分に同点に追いつかれるものの、34分に右サイドからのコーナーキックにゴール前でFW中野誠也が頭であわせると、このヘディングシュートがゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功する。
その後、大宮アルディージャの霜田正浩監督は、72分からおよそ10分間にわたり4枚の交代カードを使うなど、1点のリードを守り切るための手を打つ。しかし、終盤の86分にFW樺山諒乃介に同点ゴールを決められると、後半アディショナルタイムで勝ち越し点を奪うことができず、2-2のドローで試合を終えている。
勝ち点1の獲得にとどまった大宮アルディージャだが、このモンテディオ山形戦では控えメンバーとして、GK後藤大輝、DF山田将之、櫛引一紀、MF奥抜侃志、髙田颯也、石川俊輝、FWイバとクラブ公式ツイッターアカウントで発表。しかし、Jリーグ公式では石川俊輝の代わりにMF大山啓輔がベンチ入りメンバーに記載されていた。
その大山啓輔は、先月24日のトレーニングマッチで右ヒザ内側側副じん帯損傷という怪我を負っており、全治4~6週間と診断されている。大宮アルディージャはキックオフ前に「試合エントリーに不備があった」と説明。結局、石川俊輝を欠いてこの重要な一戦に臨んでいたのだ。
これには、大宮アルディージャサポーターから「もう少しで0-3だった」、「こんな大事な試合で…」といった声がクラブ公式ツイッターアカウントに数多く寄せられている。
なお、大宮アルディージャはモンテディオ山形戦での引き分けにより、勝ち点を「38」まで積み上げているが、J3降格圏の19位ギラヴァンツ北九州とはわずか3ポイント差となっている。
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