アルビレックス新潟は13日、明治安田生命J2リーグ第39節・愛媛FC戦で2-0と勝利した。その中、アルビレックス新潟のサポーターがアルベルト・プッチ・オルトネダ監督に対して、来季続投を願う思いを届けた。
アルビレックス新潟は今季序盤から順調に勝ち点を積み重ねていたが、東京五輪後は失速。京都サンガやジュビロ磐田などから後れをとると、今月3日開催のJ2リーグ第37節・ジュビロ磐田戦で0-1と敗戦。リーグ戦残り5試合の時点で2位京都サンガとの勝ち点差が「16」まで広がったことにより、J1リーグ昇格への道が絶たれていた。
しかし、アルビレックス新潟を応援する多くのサポーターが、アルベルト監督続投を熱望。「#アルベルト監督の続投を求めます」というハッシュタグ付きの投稿がSNSで拡散されたことがJリーグファンの間で反響を呼んでいた。
その中で迎えた愛媛FC戦では、31分にMFロメロ・フランク(34)のゴールで先制すると、緊迫したゲーム展開の中、後半アディショナルタイムの90+1分にFW鈴木孝司(32)が追加点を奪取。アルビレックス新潟は2-0と愛媛FCを下すとともに、6試合ぶりとなる白星を飾った。
そしてアルベルト監督は試合後にSNSを更新。「今日も熱い応援、ありがとうございました。残り3試合の勝ち点9を全て取りに行くつもりで、より攻撃的に戦っていきたいと思います。また、サポーターのみなさんの素敵なメッセージ入りのフラッグを2枚もプレゼントしてくださり、ありがとうございました。宝物にします!」と投稿。「アルベルトとともにJ1へ」、「来季も共に」など来季続投を望む数多くのメッセージが書かれたフラッグを両手に掲げる自身の姿をアップしている。
これには、アルビレックス新潟サポーターから「来季もよろしくお願いします!」、「残ってください!」と同監督の残留を願う声が数多く寄せられている。今季J1リーグ昇格を逃したアルビレックス新潟だが、果たしてサポーターの思いが届くことはあるのだろうか。
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