森保一監督率いる日本代表は、今月11日にFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・ベトナム戦に挑む。その日本代表に対して、今夏までベトナム1部のサイゴンFCでプレーしていた元日本代表の松井大輔氏がアドバイスを送った。7日、ベトナムメディア『LAO DONG』が伝えている。
日本代表はカタールW杯アジア最終予選のグループAでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同居。ただ、開幕節・オマーン戦でまさかの黒星を喫すると、先月7日開催のサウジアラビア戦でも敗戦。その後、12日に埼玉スタジアム2002で行われたオーストラリア戦では勝利したものの、4試合終了時点で勝ち点6の獲得にとどまっており、首位のサウジアラビアから6ポイント差を付けられている。
カタールW杯本大会出場にむけて、これ以上勝ち点の取りこぼしが許されない日本代表には、敵地でのベトナム戦で勝利することが求められる。その中、松井大輔氏はベトナム代表の印象について「ベトナム代表には、優れたテクニックを持った選手がたくさんいます。彼らはまとまりのある攻撃をしてくるし、良い守備をしますね。韓国人のパク・ハンソ監督の指導のもとでチームが結束しています。ベトナム代表にとっては初めての最終予選ですが、過小評価するような相手ではありません」と語っている。
また、日本代表が勝利するために必要なこととして「日本代表は勝ち点を積み重ねるためにも勝たなければいけないので、受け身になってはいけません。僕自身、ワールドカップ予選でプレーしていた時、前半にゴールを奪うことをつねに意識していました」
「大事なのは、チャンスをものにしてリードを奪うことです。そのためには個々の意識がとても大切だと思いますね。三笘薫選手がどのようなプレーを見せるのか興味があります」とコメント。注目選手として、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで活躍しているMF三笘薫(24)の名前をあげている。
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