ポルティモネンセに所属する日本代表MF中島翔哉(27)は1日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)第10節・SCブラガ戦で前半途中からピッチに立っていた。ポルトガル紙『O JOGO』は3日、同選手がポルティモネンセにもたらす新たな可能性に触れている。
中島翔哉は8月にポルトからポルティモネンセへ1年レンタルにより復帰。今年2月下旬に脛骨の骨折や靱帯損傷という大怪我を負っていたため、復帰後もしばらく公式戦でメンバー外となっていたが、先月17日開催のタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガル国内カップ戦)3回戦・UDオリベイレンセ戦で復帰。先月24日の第9節・エストリル戦で途中出場すると、SCブラガ戦では0-1で迎えた36分に途中出場。積極的に最終ラインの裏のスペースを突く動きを見せてはいたが、得点を奪うことはできず、チームも0-3と敗れていた。
それでも、『O JOGO』はSCブラガ戦でサイドではなく中央で起用された中島翔哉について「新たな人生を探していることを示した」と評価している。
そして「チームが困難な状況に陥っていたため、彼が関与するのに時間がかかった。しかし、後半はマテウスのセーブに阻まれたものの、決定機を迎えており、平均以上の選手であることを証明している。ポルティモネンセにとって重要な戦力になることは間違いない」と今後への期待感を抱かせるパフォーマンスだったと主張した。
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