
中国スーパーリーグの上海申花足球倶楽部に今年8月まで所属していた韓国代表FWキム・シンウク(33)は、来季Jリーグでプレーするかもしれない。30日、韓国メディア『スポーツコリア』が伝えている。
身長196cmをほこるキム・シンウクは、Kリーグ(韓国1部)の蔚山現代と全北現代でプレーした経験があり、2度にわたりAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。また、韓国代表の一員としてFIFAワールドカップ・ブラジル大会やロシア大会に出場した実績を持っている。
そんなキム・シンウクは2019年夏に全北現代から中国スーパーリーグの上海申花足球倶楽部へ完全移籍。今季はここまでリーグ戦8試合に出場して2ゴールを挙げていたが、今年8月に外国籍選手の編成で構想外となり退団していた。
『スポーツコリア』の報道によると、同選手には韓国、日本、中国国内あわせて3クラブ以上が関心を寄せているとのこと。また、今季のシンガポール・プレミアリーグ優勝クラブであるライオン・シティ・セーラーズが年俸20億ウォン(約1億9000万円)による3年契約でオファーを提示しているようだ。一方、選手サイドは未経験のリーグでプレーすることを望んでいるという。
なお、ライオン・シティはキム・シンウクの獲得に乗り出しているほか、川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)や、Kリーグの水原FCでプレーする南アフリカ代表FWラルス・フェルトワイク(30)もリストアップしたと伝えられている。
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