アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(22)は、26日開催のカラバオ・カップ(EFLカップ:イングランドのリーグカップ戦)ラウンド16・リーズ・ユナイテッド戦で出場しなかった。その中、右サイドバックで冨安健洋の控えであるポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(30)に対する評価が高まっている。27日、イギリスメディア『THE BOOT ROOM』が伝えている。
冨安健洋は先月11日、プレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦で先発出場。右サイドバックで上々のデビューを飾ると、その後はトッテナム・ホットスパーとのダービーマッチをはじめここまでリーグ戦全5試合にフル出場。その中、リーズ・ユナイテッド戦はベンチ外となっていた。
一方、ソアレスは8月開催のプレミアリーグ第2節・チェルシー戦、第3節・マンチェスター・シティ戦でフル出場。しかし、冨安健洋の加入以降はベンチ要員となっており、リーグ戦では5試合つづけて出番のない状況となってる。ただ、リーズ・ユナイテッド戦では冨安健洋にかわって右サイドバックでフル出場し、無失点での勝利に貢献していた。
そんなソアレスについて、『THE BOOT ROOM』は「トミヤスのバックアッパーとして、まだ確固たる選択肢がある」と紹介している。同選手は39本のパスのうち33本が成功し、85%という高いパス成功率を残したほか、敵陣の深い位置で2本のパスからチャンスを演出している。また、守備面でもタックル数が3回と、DFガブリエウ・マルティネ(20)に次いで2番目に多く、リーズ・ユナイテッド戦でのパフォーマンスを「攻守ともに完璧」と高く評価している。
冨安健洋が活躍する傍らでベンチを温めているソアレスとしては、数少ないチャンスで本来のパフォーマンスを発揮し続けながら、右サイドバックでのレギュラー奪還を狙っているはずだ。
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