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磐田、インドネシア人DF獲得へ韓国2部と争奪戦か!闘莉王への憧れ公言

ジュビロ磐田 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグで首位に立つジュビロ磐田は、インドネシア代表DFリュウジ・ウトモ(26)の獲得を狙っているようだ。23日、インドネシアメディア『Tribun WOW』が伝えている。

 インドネシア人の父親と日本人の母親の間に生まれたウトモは、インドネシア国内クラブの下部組織で頭角を現すと、2014年にジュビロ磐田のトレーニングに参加していたが、当時加入実現には至っていなかった。その後、2015年8月にバーレーン1部のアル・ナジマでプロデビュー。2016年にインドネシアに復帰すると、2017年にはインドネシア国内の古豪プルシジャ・ジャカルタへ加入。タイ2部のPTTラヨーンへのレンタル移籍をへて、2019年にプルシジャ・ジャカルタに復帰したものの出場機会を確保できず、今季はマレーシア1部のペナンFCへレンタル移籍。リーグ戦22試合終了時点で13試合に先発出場している。

 また、同選手は2017年3月開催の国際親善試合・ミャンマー戦でインドネシア代表デビューを果たしていたものの、それからはしばらく代表戦から遠ざかっていた。しかし、今月開催のアジアカップ・プレーオフ(ホームアンドアウェイ方式)の台湾戦に招集されると、2ndレグでフル出場している。

 この身長185cmをほこるウトモには、かつて練習生として招待した実績を持つジュビロ磐田が関心を寄せている模様。ただ、K2リーグ(韓国2部)の全南ドラゴンズも同じく興味を示しているため、争奪戦に発展する可能性があるようだ。

 なお、ウトモは攻撃型センターバックとしてプレースタイルを確立させており、昨年にはかつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップでプレーした実績をもつ田中マルクス闘莉王への憧れをインドネシア国内メディアのインタビューで口にしていた。